インプラント
IMPLANT
IMPLANT
インプラント治療は噛むという機能だけでなく、自然で美しい仕上がりの審美的にも優れたインプラントが求められています。
とくに前歯についてはお顔の印象を決める大切な存在であることから、患者さまから求められる水準も高いものとなっています。そのため歯肉のラインに配慮し自然で若々しい歯肉の形成を行っているほか、上部構造(人工歯)にもこだわって患者さまの口元になじんだ色、輝き、透明度など違和感のない仕上がりにより満足度の高いインプラント治療を行っています。
野洲U歯科・矯正歯科ではリボン歯科・矯正歯科グループとして3,000症例以上の実績と経験から、熟練の医師が対応するため、患者さまの歯茎の状態にあった治療を審美面にもケアしながら行うことが可能です。また、全国に提携医院を抱えており常に治療の知見を共有し、技術を向上させております。
インプラント治療においてCTによる精密診断にはいまや欠かせない存在であり、3D画像解析ソフトによるコンピュータ・シミュレーションにより精密な治療計画がたてられることで、機能的にも審美的にも理想的な埋入位置と経路を決めることができるようになりました。その埋入部に十分な骨がない場合、骨移植や骨造成により骨の幅や高さを補うことで自然で美しい仕上がりが実現できます。
インプラント治療において、上部構造(人工歯)については内側が金属製のセラミックを採用することもできますが、金属の材料を使っているために歯ぐきの黒ずみが生じる場合があります。金属をいっさい使わないオールセラミックやジルコニアの冠を採用することで、歯ぐきの黒ずみを防ぐことができます。
前歯は唇側の骨(バンドルボーン)がもともと薄く、抜歯すると歯根膜(歯根を歯槽骨に結びつけている組織)という組織からの血液供給が途絶えるるため、吸収されやすく歯ぐきの退縮が起こります。そうした骨の吸収を抑止するために考えられたのが“ルートメンブレン”という最新のテクニックです。
抜歯したその日にインプラントを埋入するという“抜歯即時埋入”という手術法の際に用いるテクニックで、抜歯をする際に唇側の歯根の一部を残してインプラントを埋入します。通常は歯根はすべて抜き去りますが、一部を残すことで歯槽骨と歯肉の吸収を防ぐことができ、美しい口元を維持することができます。骨造成をせず(した場合でも最小限で済む)にインプラントが埋入できるので痛みや腫れも少なく、短期間で治療を終えることができるというメリットもあります。
ただし、専用の手術キット(手術用具)を要する高度な手技となるため、日本ではまだ限られたクリニックでしか行われていません。
唇側に歯根の一部を残し、口蓋側にインプラントを埋入します。
ブラック・トライアングルとは歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)が退縮することでできる黒い三角形の隙間のことをいいますが、歯間乳頭は歯周病などによって失われやすく、インプラント治療においても歯肉が退縮してできてしまう場合があります。そうならないためにインプラントの骨縁下埋入といって、歯槽骨の一番高いところ(骨頂)から2~3mm下にインプラントを埋入するテクニックがあります。歯肉とインプラントとの境目に歯垢を着きづらくすることで歯肉の炎症を防ぎ、骨吸収を抑えます。
また、抜歯後、数ヶ月後にインプラントの埋入手術を行う場合、時間の経過とともに歯ぐきの骨が吸収されてしまい、造骨が必要になることがありますが、抜歯したその日にインプラントを埋入する1Dayインプラントでは歯ぐきの高さが維持されるため、ブラック・トライアングルをつくらない審美インプラントでもあるといえます。
野洲U歯科・矯正歯科では他院で行ったインプラントのやり直し治療にも応じております。ほかのクリニックで受けたインプラント治療について不具合があったり気になっている点があれば、お気軽にご相談いただければと思います。
また、他院で骨の量が少ない等でインプラント治療を断られた方のご相談も受け付けております。患者さまのあごの状態を精査させていただき、バリエーション豊富に揃えるインプラントの中から患者さまに最適のインプラントを選択し、患者さまに負担のない形での治療をご提案させていただいております。